最近、子供たちがみな社会人になり、それぞれの道を歩み始めました。
親としての役目をひとつ終えた気がして、正直ほっとしています。ただ、その反面、自分の時間が増えたことで少し寂しさも感じるようになりました。
そこで思い立ったのが、一人旅です。
ずっと家族中心の生活を送ってきましたが、これからは自分のために時間を使ってみたいです。50代になった今だからこそ、自分自身の時間をもっと大切にしたいと思います。
行き先を考えるだけでワクワクします。日本国内なら、歴史と文化が色濃く残る京都をじっくり巡るのもいいです。人混みを避けて、早朝の清水寺や静かな禅寺を歩く時間は、今の自分にぴったりだと感じます。
金沢も気になっています。兼六園の美しい景色を眺めながら、のんびり散策するのも悪くありません。美術館や茶屋街を巡って、落ち着いた時間を過ごせたら最高です。
もちろん、温泉も外せません。草津や修善寺、登別のような名湯で、ゆっくりと湯に浸かりながらこれまでの人生を振り返るのもいいです。温泉宿でのんびり読書をする時間も贅沢です。
海外も視野に入れています。シンガポールや台湾のような治安がよく、一人旅でも安心して過ごせる場所は特に魅力的です。
シンガポールなら、マーライオンを見て、夜のガーデンズ・バイ・ザ・ベイを散策したいです。台湾では、美味しい小籠包を食べ歩きしながら、九份の幻想的な街並みを歩いてみたいです。
英語が苦手でも何とかなる気がしますし、異国の文化に触れることで新しい刺激を得られそうです。
一人旅の魅力は、誰にも気を遣わず、自分の好きなように行動できることです。
ふらっとカフェに立ち寄って、窓際の席でぼんやりと景色を眺めたり、気になった店に飛び込んで地元の味を楽しんだりするのもいいです。
スケジュールに縛られず、その場の気分で動けるのがいいです。普段の生活では、どうしても時間に追われてしまいますが、一人旅なら「何もしない時間」を贅沢に楽しむこともできます。
旅の準備も楽しい時間のひとつです。
行き先が決まったら、どんな宿に泊まるか、どこを巡るかを考えるのもワクワクします。旅行中に読む本を選ぶ時間も好きです。移動中にのんびり読書を楽しむのも、一人旅ならではの贅沢だと思います。
最近はオーディオブックも気になっています。旅先で景色を楽しみながら、耳で本を聴くのも悪くありません。
50代になって、これまでの人生を振り返ることが増えました。
家族のために働き、子供たちの成長を支えてきた時間はかけがえのないものでした。でも、これからの時間は自分自身のために使っていきたいです。
旅に出ることで、新しい景色を見て、新しい発見をし、もっと自由に生きる自分を見つけたいです。誰にも縛られず、ただ自分のために旅をする。
そんな時間を楽しめるのが、一人旅の醍醐味だと思います。
さて、次の休みにはどこへ行こうか。そんなことを考えながら、今夜も旅の計画を練る時間が楽しみで仕方がありません。