2/20の朝ドラ『おむすび』を観ていたら、思わず「えっ、なんでそんなピンポイント!?」と声が出てしまいました。
入院することになった聖人(北村有起哉)が、「読むもんがほしいな。ゴルゴ13の27巻…」と言いかけたところで、看護師さんが入ってきて話が中断するシーン。
ゴルゴ13!?しかも27巻!?
ゴルゴ13といえば、あのクールで無敵なスナイパー・デューク東郷が世界中でミッションをこなすハードボイルドな作品。
でも、なんでそんな数ある巻の中から27巻なんだろう? これは気にならざるを得ません。
気になったので、さっそくネットで調べてみました。

すると、ゴルゴ13の27巻には「芹澤家殺人事件」というエピソードが収録されているらしい。
この話、なんとゴルゴ13の出生の秘密に迫るエピソードだとか。
なるほど、それでファンの間でも人気が高いのか…!
でも、さらに驚くのは、この話にゴルゴがほとんど登場しないという点。
えっ、主人公不在で物語が進むなんて、そんなことあるの!?
Twitterを覗いてみると、「ゴルゴのルーツを探る異色のエピソード」「全然ゴルゴが出てこなくて超展開」「実写映画の話も載ってるらしい」などなど、みんな盛り上がっている様子。
いや、これはもう気になりすぎる。
考えてみると、ゴルゴ13ってめちゃくちゃ長寿マンガで、今や200巻超えの大作。
だけど、実は私、ちゃんと読んだことがないんですよね。
なんとなく「スナイパーが無敵の腕前でターゲットを仕留める話」っていうイメージはあるけど、物語の背景とか深掘りしたことがなかった。
でも、そんな自分でも「27巻が気になる…!」って思わせるこのチョイス、聖人お父さん、なかなかやるなぁ。
しかも、入院中に読む本としてゴルゴ13を選ぶセンスが渋い!
普通、こういうシーンならエッセイとか心が落ち着く本をリクエストするのかなと思いきや、まさかのピンポイント指定。

これにはネットも大盛り上がりでしたね。
「なぜ27巻なのか?」
「入院中に読むには渋すぎる」
「ゴルゴ13の27巻を読めば、お父さんの気持ちがわかるかもしれない」などなど。
そんなわけで、私もついにゴルゴ13デビューを果たすことになりそうです。
どうせ読むなら、話題になっている27巻から読んでみようじゃないですか!
どんな物語が待っているのか、今から楽しみです。
それにしても、こうやって朝ドラをきっかけにゴルゴ13の27巻に興味を持つことになるとは…。
人生、どこでどんなきっかけがあるかわかりませんね。